高齢者の「誤嚥予防」

皆さんが健康な状態で食事をしている時は、飲み物や食べ物は、無意識においても、食堂を通り胃や腸で消化されます。ですが、年齢を重ねることで、加齢からの衰えが原因で、飲み込む力が弱くなり、口から飲み物や食べ物を摂取した際に、誤って気道に入りこんでしまう事があります。これが、「誤嚥性肺炎」と呼ばれているもののはじまりです。誤って、気道に入りこんでしまった、飲み物や食べ物と一緒に、細菌が肺に到達してしまい、そこで増殖されてしまうと、肺炎に至ってしまうのです。肺炎は、風邪などのように、数日間、寝込んでいれば回復すると考えている方もいるかもしれませんが、「肺炎」は大変危険な病気です。生命に関わる病気である為、即入院の指示が、受診した病院の医師から告げられるはずです。特に、体力や免疫力の弱っている高齢者にとって「肺炎」は、かなり危険な状態であることを示しています。飲み物や食べ物の誤嚥の際に、一緒に体内に取り込まれる細菌は、体内にいる「常在菌」と呼ばれる細菌です。口内や体内に常に存在する「菌」なのですが、「善玉菌」と「悪玉菌」のバランスによって、皆さんの健康は保たれているのです。口の中にいる常在菌は、お口のケアによって、そのバランスは予防できると言われています。ですから、寝たきりの高齢者であっても、毎日のお口のケアは、大変重要な事なのです。また、ご自宅でのケアに加え、歯科クリニックなどを受診して、口内のクリーニングを行い、常にお口の中の清潔を保つメンテナンスは、皆さんの健康維持に繋がってきます。その際に、嚥下やお口のトラブルについてのアドバイスを受ける事も大切な予防につながってきます。

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